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ろうあ新聞 2005年12月20日発行 第11号


西部地区 通訳者養成講座「応用課程」を指導しています

「応用課程」講座中  西部地区 通訳者養成講座「応用課程」を指導しています
  西部地区通訳者養成講座『応用課程』は、現時点で第14講座まで進められています。
  宿毛市社会福祉センターでの一コマを紹介したいと思います。
  今回は9月9日に実施した講座の様子を掲載します。

 通訳者養成『応用課程』が始まりました
講師【竹尾さん】

 2005年度 県通訳者養成事業が、高知市と西部で同時開催されました。  昨年度の基本課程に続き、今年度は、「手話通訳養成講座『応用課程』」です。  9月2日から翌年2月10日まで全20回。 内容は、手話表現技術だけでなく、手話通訳としての知識・通訳技術・通訳の専門性と大変難しい学習となっています。  講師団が創られ、東部・中部・西部から高知市に毎月一回集まり、夜遅くまで会議を重ねながら、より良い講座が開けるよう話し合いをしています。  講師も昨年と違い、講師団から交代で指導にあたっています。  高知市や安芸から西部会場に出向き、一泊して翌日帰るというハードスケジュールで、西部地区に素晴らしい通訳者がたくさん育つよう頑張っています。
受講生の皆さんは、聴覚障害者の方々が不安や不便なく、楽しく、心豊かな毎日が送れるよう支援できる通訳者を目指して、学習を積み重ねて行ってください。  私たち講師も、分かりやすい、より良い講座になるよう頑張ります。  そして、皆さんが講座終了時に 何か身に付いたものを残し、受けて良かったと思える講座になるよう、共に最後まで頑張りましょう。


平成17年度 役員改選が実施されました



3年目を迎えた手話研修会

研修会風景 《手話研修会に参加して》
K・Yさん
 竹尾先生の講座に参加するようになり、一年が過ぎました。
 竹尾先生から学ぶことも多いのですが、ろう者の方から学ぶことも多く、とても勉強になります。 手話表現が良いか悪いかは、ろう者の表情を見ていたら分かります。単語の表現も、少し手の位置や動かし方が違うと、別の意味になってしまうことがあることも、この講座を通じて学びました。  ろう者の方が先生であったり、共に学ぶ生徒であったり、楽しく学んでいます。 最初は、指導されることが恥ずかしく、落ち込んだりしました。でも、慣れてくるので大丈夫です。自分の悪い癖を直すこともできるので、もっと、たくさんの健聴者の方に参加してもらいたいと思っています。



四万十市街が眼下に広がる香山寺へハイキング



第3回 秋の運動会



西から東へこんにちは!(会員を紹介します)



職場にお邪魔しまぁ〜す!

米津さん  宿毛市平田の医療法人互生会「筒井病院」には、ベテランの手話通訳者・米津さんが理学療法士として12年間勤めています。
筒井病院  この病院に勤めたいと思ったキッカケは、県外や高知市ではなく、家から通える幡多地区に就職したいと思ったからだそうです。
 でも、小巻さんの自宅のある大方町から宿毛まで、毎日の勤務大変ですね。 手話を習い始めた理由は、同じ職場の方から宿毛市の手話初級講座に誘われたことから手話との長い付き合いが始まります。
 今まで、一番印象に残っていることは、M夫妻と家族ぐるみのお付き合いが出来たことです。
 もう一つは、今は亡きWさんの事です。 手話がきちんと通じてなくて、Yちゃんを2時間も待たせてしまったことです。 あの時は、Yちゃんに申し訳なくて、手話の技術を一生懸命みがいて行こうと決心しました。
 手話のできる理学療法士として思うことは、聴覚障害者に安心して病院に来院してもらいたいことです。
 米津さんは勉強家で、医療に関する資格をたくさんもっているようです。 例えば、ケアマネージャー、介護支援専門員・理学療法士などです。
  資格取得までの苦労話しをお聞きしましたが、一番大変だったことは、冬季に介護支援専門員の受験勉強をするのに、長男・天斗を寝かせてから、寒い台所で夜中まで勉強したことだそうです。
 米津さんの『夢・希望』は、子育てが落ち着いたら、サークルが終わってから夜中まで、ろう者の方と色んなことをオシャベリしたいことです。
 仕事と手話の勉強のかたわら、お子さん二人を一生懸命育てていられる米津さんの『夢・希望』を聞いたときには、胸にグッと来ましたよ。 夢が叶うのもそう遠くないかも知れませんね。米津さんは、幡多のろう者から「こまき」と糸巻きのような手話表現で呼ばれ、親しまれています。
 米津さんの『座右の銘』は、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、何でもやり過ぎは良くない。ほどほどにするのが大切との信条をもっています。
 米津さん、幡多のろう者は、あなたの今後の活躍を期待しています。
 今は、子育てに大事な時期、二人のお子さんが成長されるまで、母としての務め頑張って下さいネ!。



愛媛県愛南町 手話サークル⑩

わたげ 手話サークル
 『わたげ』の由来は、たんぽぽの綿毛のように、いろいろな場所で仲間を増やそうとの思いからつけたサークル名です。
 旧城辺町の社会福祉協議会主催の手話講習会終了後、参加者がもっと手話について知りたいと集まったのがキッカケです。
【嬉しかった事】
 手話を通じて、また、サークル活動を通じて、仲間が増えたこと。 特に、活動に行き詰まりを感じていた頃、隣の旧御荘町から、手話講習会の手伝いの話があり、講習会修了後のサークル立ち上げの時も、サークル名を「わたげ」に決めてくれて、合併後も、スムーズに一つのサークルとして活動できていることです。
【つらかった事】
 手話もなかなか上達せず、二人だけの勉強会の時もあり、さびしい思いはしましたが、悲しい思いはなかったです。 手話が通じなかった時も、落ち込みはしますが、「この次は頑張ろう」と思える仲間たちばかりです。
【将来の要望】
 聴覚障害者だけでなく、みんながイキイキと暮らせる町にしたい。 そのためには、まず、我がサークルから手話通訳者を育てなければと思っています。 加盟しているボランティアの合言葉である『地域で生きる』ことのできる町を目指した活動もしていけたらと考えています。
【会長】 長岡。
【会員数】  35名(小学生含)
【活動年数】 15年
わたげサークル



我が家の天使

飼い主は、大方在住のAさんです。みなさん可愛がってネ!
 
【名前】トラ(♂)
【年齢】10歳?
【猫類】捨てネコだったので、拾ってきた。だから種類は分からん。
 (Aクン君の猫は、雑種だよ、違うかね?)
【チャームポイント】トラはおとなしいみたいで、自然が大好きで、よく外で遊んでいます。  生まれたばかりの捨てネコがかわいそうになって家に連れ帰り、飼うことになった。 慣れなくて色々な大変さもありましたが、元気に育ってくれて嬉しいです。
★トラくんは立派に育ちましたね。 トラくんの表情は主人に負けず劣らず、たくましく強そうですね。



土佐清水市の奉仕員養成講座『基礎過程』が修了しました

土佐清水市の西村市長さん  12月15日(木)土佐清水市社会福祉センターにおいて、
『基礎課程』の修了式と同時に奉仕員養成講座の閉講式が行われました。
 西村市長も出席され、受講生一人ひとりに修了証を手渡して下さいました。
曽根支部長からの挨拶にもありましたように、
これからはサークルや支部の行事に積極的に参加され、技術やろう者に対する知識を磨いて行って下さいね。



恒例の西部地区 各手話サークル忘年会



私の趣味を紹介します

 釣り好きが高じて、船を購入して、仲間ができ、釣りの楽しみが増えた仲良し3人組がいます。
その3人組を紹介したいと思います。
3人組とは、Sさん、Dさん、Kさんです。
釣りの仲間  今まで釣った魚はグレ、イザキ、など。
 僕は免許を取り、釣りの好きな人と一緒に出かける。 楽しみである。
釣りを始めたのは、
 Sさん20歳ごろ、Dさん30歳ごろ、Kさん20歳ごろの時です。

★キッカケを聞きました
Kさん堤防でチヌ、コロダイを釣り、免許を取ってから、バイクに乗り(津島から柏島まで)大きな魚を釣っていました。
Dさん幡多釣りクラブと団結して、グレを釣ったこと。
Sさん親父は釣りが趣味だったので、一緒に釣りに行っていたので。
K河野さん
真鯛釣れたSさん ★釣りで一番の思い出は?
Kさんバイクに乗って、あちこち行った事。(遠い所は柏島まで)
Dさん船釣りはお金がかかるので、岩(磯)を歩き、下りて釣りをした事。
Sさん釣り大会の時、必ず昼寝をする。昼寝しているところで、渡船の船長に怒られた事。
★今、3人は何に夢中?
3人組♪「モイカ釣り〜」♪
Kさん真鯛、グレ、イサギ。
Dさんイサギ、カンパチ、グレ、女房とのアジ釣り。
Sさんグレ、シマアジ、イサギ。
D土居さん奥さん
ころだい カンパチ

【楽しい釣りの醍醐味や釣った魚などを聞かせて頂きました。これからも3人仲良く釣りを楽しんで下さい。】


♪西土佐の高齢者手話コーラスクラブ♪

「こんにちは赤ちゃん」  

さる11月26日(土)高知市の交流プラザで開催された「シルバー芸能大会」で、西土佐の手話コーラスクラブ『グランマーズ』が「こんにちは赤ちゃん」「リンゴの歌」を発表しました。 「こんにちは赤ちゃん」では、エプロンをして可愛らしさを出しました。  老いても手話という生きがいを見出し、手話コーラスを披露し、ますますみんなに愛されるグループとなりつつあります。 いつまでも長生きして下さいね!



中川 定 クンの秘蔵 アルバム


1998年長野県で冬季パラリンピック大会があり
  警護が厳しい中、懸命に皇太子夫妻を撮りました。




新年会のお知らせ

【 正月が明けたら、幡多支部『新年会』があります】
日 時 : 平成18年1月8日(日)午前11時〜午後2時頃まで
場 所 : 一 風(宿毛市有岡の国道沿い)
会 費 : 大人4,500円   小学生以下2,000円   幼児:無料


こんにちは 赤ちゃん

 
諒 まこと くん(8月12日生まれ)

はじめまして、僕は高知市の H 諒でちゅ。
 8月12日生まれで、もうすぐ4ヶ月になりまちゅ。
ママ、年がいっているのに、僕を産んでくれてありがとう!
 僕が20歳になったら、ちゃんとママの面倒見てあげまちゅね。
若いパパは、僕にメロメロで毎日キスしまくりで困ってまちゅ!
パパお風呂好きの僕のために、毎日お風呂に入れてくれてありがとう!


健康に気をつけましょう

健康に気をつけよう
恐いインフルエンザに気をつけましょう!
① 外から帰ったらまず、うがいする。
② セッケンで手をよく洗う。
③ 栄養のある食物をバランスよく食べる。
④ お風呂に入って身体を清潔に保つ。
⑤ 睡眠を十分にとる。
⑥ 外ではマスクをつけて、風邪の防寒対策をする。


冬の野菜を食べましょう

 
♪冬の野菜をたべましょう♪

行事食……七草がゆ……一月七日


いわれ
  正月7日の朝に無病を祈って7種類の野菜をかゆに入れて食べます。
  もともとは中国の風習で、春の七草をかゆに煮込んで、神に供えるとともに、
家族で食べ、万病・邪気を払うために行われた行事でした。
  芽吹きのエネルギーをもらって、無病息災の願いをこめて、おかゆを炊きます。



 
葉菜には、ビタミンA・B・C、カルシウムなど、ミネラルが豊富です。
おなかにやさしいんだよ


つぶや記 ぼや記

 12月初旬、高知県にも冬将軍が到来した。 山間部は大雪になった。 昨夜も大雪が降った。 道路凍結し、交通網も乱れた。 また、下校途中の、幼い女児が襲われる事件も続けて起こった。 背筋が寒くなる。  さらに、建築士・建築会社・総合経営研究所がこぞって、マンション・ホテルを『耐震度強化偽造』して社会的パニックを招いた。  暗い世相だが、今年の「世相を表わす漢字」に『愛』が選ばれた。 『愛』という言葉には、【幸福・夢・希望・許し】が込められている。  来年は、すべての人が平和を願う年でありますように!

○幡多支部広報部
支部長:曽根 (FAX 0880-65-6977)
事務局・編集:大森
撮影:荒木
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